ワールド・ビジョン・ジャパンは世界18カ国でチャイルド・スポンサーシップによる支援活動を実施しています。
中央アメリカ中部に位置するエルサルバドルは、グアテマラ、ホンジュラスと国境を接し、南は太平洋に面しています。日本の四国と同じくらいの国土に約649万人が暮らす、人口密度の高い国です。1980年から約20年にわたる内戦で約75,000人が犠牲になり、治安と経済が悪化しました。現在も経済復興と治安回復が課題となっています。
チャイルド・スポンサーシップにより、地図の★印のついた地域で支援活動を行っています。
スペイン語で「救い主」を意味するエルサルバドル。しかしその名前とは裏腹に、この国は長い間暴力と恐怖の連鎖に苦しんきました。「マラス」と呼ばれる強大な犯罪組織が治安を脅かし、人々は恐怖と隣り合わせの生活を余儀なくされています。このような状況の中、子どもたちが安全に、そして健やかに育つことができるよう、ワールド・ビジョンが取り組んでいることとは――。()
*「マラス」という巨大な青少年凶悪犯罪集団で、殺人、強盗、恐喝、暴行、性犯罪、麻薬売買などを行い、深刻な社会問題になっています。
**支援期間はプログラム準備期間を含みます。支援終了予定日や活動の目標は、予期しない突発事項やプログラムの進捗状況により、変更される場合があります。
浄水器の支援により、地域の人々はきれいで安全な水にアクセスできるようになりました(2021年、サンアグスティン地域)
「子どもクラブができて、とても嬉しいです」と、ゲルソンくん(8歳)が話してくれました(2021年、ティエラ・ヌエバ地域)
コロナ禍で、衛生キット配布などの支援活動に励むスタッフからのメッセージです(2021年、サンアグスティン地域)
*2016年度より、支援活動を行った年度ではなく報告書を作成した年度を表記しています。このため2016年度以降のプログラム近況報告は、実際には前年度に行った支援活動に関する報告となっています。