
危機にある子どもたちの深刻な状況
教育支援を必要としている危機下の学齢期の子ども・若者は、過去7年間で約3倍に急増しました。学校に通えない子どもの数が急増する一方で、非常事態下では衣食住が優先されて教育支援が不足し、未来への扉が閉ざされてしまっています。
紛争や迫害、災害等の影響で、学びの機会を奪われている子どもたちに、命を守り、未来を築く教育支援を届けます。
学校に通えていない子どもたちは、読み書き計算などの基礎的な学力を習得することができず、安全な居場所もないため、児童労働や児童婚、人身取引等に巻き込まれるリスクにさらされています。
教育支援を必要としている危機下の学齢期の子ども・若者は、過去7年間で約3倍に急増しました。学校に通えない子どもの数が急増する一方で、非常事態下では衣食住が優先されて教育支援が不足し、未来への扉が閉ざされてしまっています。
「9歳の時、ミャンマーで暮らしていた村が攻撃されて、叔父とともに逃げてきました。ずっと家政婦として働いてきて、15歳で結婚して出産し、今は子育てをしています。でも、本当は学校で勉強を続けたかったのです」
「お父さんもお母さんもいなくなってしまったので、ウガンダの難民居住区で里親と暮らしています。生活は苦しく、満足に食べられないこともあります。将来、今よりも良い暮らしができるように、学校に通って勉強を続けたいです」
子どもたちが使う教科書、文房具、ノート、また、学びをサポートするためのポスター、文字や数字のパズル、カードなどの学習教材を提供し、子どもたちの読み書き・計算能力やライフスキルの習得を支援します。
子どもたちが安心・安全に学ぶための環境を整えるため、生徒数に適した教室数を備えた校舎や、トイレ・手洗い場等の衛生施設を建設します。また、学校運営委員会による学校施設の維持管理をサポートします。
質の高い教育を提供できるように、学習指導法、識字教育、心のケア等を学ぶ教員研修を実施します。また、保護者や地域の人々が主体的に学校運営に参加することで子どもが学びを継続できるような研修も行います。
※【危機にある子どもたちのための募金】では、バングラデシュやウガンダにおける教育支援のほか、エチオピアにおける保健支援、ネパールにおける防災支援、バングラデシュにおける水・衛生支援等を行い、子どもたちの健やかな成長を支えます。
※募金額は、上記金額に限定するものではなく任意です。金額はあくまでも目安であり、支援内容は変更となる可能性があります。募金額が記載活動の必要を満たした場合は、他に支援を必要とする人々のために役立たせていただきます。
ご支援の成果がご覧になれます。
ご協力くださった皆さまには、毎年3月頃にお届けする年次報告書の中で、募金により行われた活動をご報告します。
終わりの見えない紛争や自然災害、感染症の大流行等、様々な恐怖の中で暮らす子どもたちがいます。毎月1,000円からのご寄付で、子どもたちが今、必要とする支援と将来への希望を届けることができます。
毎月の寄付をするご寄付は寄付金控除等の対象となります。
個人の所得税の寄付金控除について、「税額控除」と「所得控除」から有利な方を選択できます。「税額控除」を選択することにより、多くの個人のご支援者の皆さまに、より大きな金額の所得税の還付が受けられることとなります。
法人の皆さまからのご支援金は、一般の寄付金等の損金参入限度額とは別に、特別損金参入限度額の範囲内で損金参入をすることができます。詳細はこちら「寄付金控除等/領収証」をご覧ください。